Regus 大分市長との対談

西岡

この度はお時間を割いていただきありがとうございます。私どもリージャスは国内110拠点以上に展開するレンタルオフィスプロバイダーで、大分にも先日よりセンターを開設しました。

佐藤

リージャスさんの立地は市役所の目の前ですね。大分市 街の中でもビジネスの中心街です。そこに出店されて、お家賃も安く設定していただいていると聞きました。

西岡

はい。オープンオフィス大分では2万円台のお部屋から用意があり、若い起業家が気軽にオフィスを借りられるようになっています。

佐藤

これは起業する人たちにとっては非常に大きな手助けになります。

西岡

私どものお客様には大きく三つのポートフォリオがあります。
一つ目はこのように地元で起業したい方々。もうひとつは大分に営業所を置きたい県外の企業の方々で、中小の企業で少人数を常駐させたり、週に数日利用するオフィスを確保しておきたい、という需要ですね。
そして三つ目は、元々地元にいらっしゃる数人規模の企業や士業の方々など、数人で自宅に事務所を構えていらっしゃった方が少しアップグレードする形でオフィスを持つ、ということです。

佐藤

市役所の付近にはビジネスホテルがたくさんあり、地元に工場をもつ企業の社員や取引先の皆様が利用されています。そういった方々はホテルの自室で仕事をされており、ビジネスの拠点が必要だと考えている方が多くいらっしゃいます。そういった方々にとてもベストな立地といえますね。

西岡

そうですね。また、熊本にもリージャスを3月にオープンしたのですが、4月に震災がありました。我々のビルは幸い被害を免れたのですが、その直後から、震災の復興のためにオフィスが必要な方々が一気にいらっしゃって、現在も満室に近い状態が続いています。災害時の事業継続のため、そして迅速な事業の展開のための受け皿の機能も、レンタルオフィスは持っています。

佐藤

熊本はまだ復興途上にありますね。
大分市内は大きな被害はありませんでしたが、別府や湯布院では一定の被害が出ました。今後の災害に備えて、こういった動きやすい拠点を持っているということは大事かもしれませんね。

西岡

はい。さらに、いま「働き方改革」が叫ばれている中で、固定のオフィスで仕事をするほかに、自宅や自宅近辺、客先付近や移動の通過点で仕事をしたりと様々な仕事のしかたを実現するためにも、我々のオフィスを活用いただければと考えております。
私たちのサービスとして、リージャスを借りられたお客様に、全世界のリージャスでラウンジをご利用いただけるカードを発行しています。出張先で、世界中どこでも仕事ができるプラットフォームを手に入れられる、ということがリージャスの最も大きなメリットかもしれません。

佐藤

それは大変便利ですね。
中小企業も含め、地元の企業には大分だけでなく全国を、そして世界を飛び回っている方がたくさんいらっしゃいます。
九州自動車道が通って鹿児島からたくさんの人が来るようになりましたし、東九州新幹線の計画も実現に向けて動いています。また四国との交流も年々活発になっており、市内から外へ、外から市内へという人の交流が増えています。

西岡

産業育成支援の面でも、我々と行政がコラボレーションしながら、お客様をご紹介したり、市の提供する起業支援プログラムを卒業された方にリージャスに移って頂いたりと、起業支援の体制が整ってきて います。
リージャスを地元企業の発展のステップとしてご活用いただければと考えております。